たまには、制作とか全く無関係な、ブログでやれ、的なことを書きます。

2009年は、いよいよ普通の道から外れた年でした。
今は留年して、休学して、働いてます。

思えば昨々年、附属だったが故に高校卒業と同時に大学進学が決まり、
当時何より高校中退ではなく大学中退の学歴を獲得できたことを喜びました。
ひょっとしたら、このまま行けば大学も無事卒業できて普通の社会人になれるのでは、
と勘違いを起こす程度には順調に来てました。

ただ大学に入ってからはそうも行かず、
結局大学に追い出される前に自分で出てきました。おそらく、時間の問題でしたけど。
留年した年は自分で学費を出していましたが、勉強すると決めても全く学力
が伸びず、一定以上の努力をしない自分に絶望し、金の無駄遣いとは何たるかを
実感しました。留年して半年過ぎたところで、これ以上悪あがきをしてズルズルと
在学年数だけを伸ばしたくない旨を親に伝えて、後期から実家を出て自立を試みました。
なので動機は夢を追いかけて、ではなく、これ以上その状態を継続したくない、
という逃げに起因していました。

一人暮らしを始めて、少なくとも精神的にはだいぶ楽になりました。
すべきことをしていないのに、親に諸々の面倒を見てもらって、さらに
金銭的負担までかけている状態からの解放。同時に、
すべきことだった学業からの解放。逃避したのだから楽になるのは当然です。

ただ、学業すらまともにできなかった人間に社会で何ができるのか。
学業程度から逃げておいて、社会で逃げないはずが無い。生きていけるはずが無い。
親や友人に何度か言われましたが、その通りだと思います。なので死にたくない限りは
頑張ろうと思います。逃げ続けて死ぬのは仕方ない。

幸い、今はこんな自分でも働ける場所があって、その上尊敬できる人達と
魅力的な仕事をさせて貰っています。なんという贅沢。
でもこの贅沢が、その中にいると自然と当然のように感じられてきてしまうので、
上記の状況と贅沢の程を、をまずこの元旦に、肝に銘じておきたい。
そして今年は少しずつでも、この状況を作ってくれている人たちに何かしら
還元していきたい。これが今年の抱負です。