●　少女ファイト
前にヨヲコさんのG戦場ヘヴンズドアを読んだことがあったり、
友達がこの作品が好きだったりで、気になってた。この人の描く人間は
怖いくらいにかっこいい。個人と、人間模様と、試合とで、漫画の構造が
綺麗なところも好き。来月に新刊が出るみたいなので楽しみです。

●　よつばと！
何を今更感が否めないけれど、偶然新刊を手にとったら面白かったので一気読み。
晴れた日に縁側で読みたい漫画です。

1巻の初版は2003年と知って、最新刊とのブレ幅の小ささに驚く。若干の会話のテンションのズレみたいなものは気になるのだけど、他の漫画でそこが気になるほど感覚のレンジを集中して狭めないだろうなーと逆に思う。映像に例えるとフルHDの解像度でありながら、その中の50px四方の中でずっと展開させた結果、更にその中で動く10px円のちょっとした変形や変色にまで意識が向けられてしまうような感覚。受け手の感覚レンジを作品に合うように、意図して制御してあげるのは大事な気がする。

●　STEEL BALL RUN
●　ジョジョリオン
荒木さんのジョジョシリーズ。どちらも読み途中です。
絵もセリフも、コマ単位で圧倒的に力強くてみなぎる。
並行して読み進めてたら、ジョジョリオンでSBRのネタバレをされて泣いた。

あと、以前紹介したちょこらんの新刊がこれまで行った全ての書店に置いてなくて切ない。
作家夫婦で書店を回って営業してる、みたいな話をどこかで聞いて更に切ない。みんな買おう。

●　とろける鉄工所
何となく見かける機会と聞く機会が多かったので1巻だけジャケ買い。
ちょっと変わった環境を丁寧に描くと普通に楽しい。ゲームデザイナーのキャリアとして、
まずは消防士になってみる、みたいなアドバイスを以前聞いたのを思い出した。

特にストーリーもなく、1巻くらいの量が丁度いい気がしたけれど、
つい最近8巻が出たそうなので、一体このままどう続けているのか気になる。
あと、担当さんの欄外でのやりたい放題も続きが気になる。


●　デザインのデザイン
漫画じゃなくて書籍だけれど。これも読み途中です。
内容の感想は後日に回すとして、やっぱり原研哉さんの文章が大好きなので
その点だけでもオススメ。言葉選びがどれも的確で正確で、それでいて新鮮なのがすごい。
リ・デザイン展、行きたかった…。


あと、ついでにw

●　映像作家100 2012
縁に恵まれたりはありつつも、自分が高校時代から追ってた本に載るのは
感慨深いものがありました。続けてよかった。
今年・来年は個人仕事がグッと減りそうだけど、また機会があるよう頑張ります。